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【任意整理後に使えるクレジットカード】再契約できる金融機関一覧・作れる時期の目安を徹底解説

【任意整理後に使えるクレジットカード】再契約できる金融機関一覧・作れる時期の目安を徹底解説

「任意整理すると、クレジットカードはいつから使えるの?」「また同じ会社で再契約できるの?」という不安や疑問を抱える方はとても多いです。

任意整理をすると一時的にクレジットカードやカードローンの審査に通りにくい期間が続きますが、時間の経過と支払い実績によって、再びカードが使えるようになるケースも少なくありません。

ただし、どの金融機関なら再契約の可能性があるのかいつ頃から申し込みを検討できるのかは、各社の内部記録や信用情報の状況によって大きく変わります。

このページでは、任意整理後に使える可能性があるクレジットカード・デビットカード・プリペイドカード・カードローンを整理し、再契約できる金融機関の傾向一覧作れる時期の目安をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 任意整理後にクレジットカードが使えるようになるまでの流れ
  • 任意整理後でも使える可能性があるカード・ローンの種類
  • 再契約しやすい/しにくい金融機関の傾向一覧
  • 任意整理からカード復活までの時期目安
  • 審査に通るためにやっておくべき準備とNG行動

任意整理後の再契約・再借入の全体像は、先に任意整理後の再契約・再借入まとめで把握しておくと理解しやすくなります。


任意整理後にクレジットカードはいつ使える?再契約の全体像

任意整理後のカード利用不可期間はどれくらい?

任意整理を行うと、クレジットカードやカードローンの契約情報が信用情報機関(CIC・JICCなど)に登録されます。いわゆる「ブラックリスト」という状態で、

  • 新規のクレジットカード
  • カードローン・キャッシング
  • ショッピングローン(分割払い)

などの審査に通りにくくなる期間が一定年数続きます。

信用情報に記録される期間と回復の流れ

任意整理の情報は、一般的に完済から数年程度で信用情報から削除されていきます。ただし、

  • 「任意整理をした事実」そのものは削除されても、社内記録(社内ブラック)は残ることがある
  • 同じ系列のグループ会社(例:MUFG・三井住友グループなど)で情報が共有されるケースもある

といった点に注意が必要です。

クレジットカードが使えるようになるまでの現実的な年数イメージ

あくまで目安ですが、

  • 任意整理の和解成立〜完済まで:3〜5年程度
  • 完済後:さらに数年は新規カードの審査が厳しい

というケースが多く、「任意整理から完済+数年」という時間軸で見ていく必要があります。

ただし、デビットカードやプリペイドカードなどは、任意整理の影響を受けにくいため、後ほど詳しく紹介します。


任意整理後に使える可能性があるカード・ローンの種類

デビットカード(審査なしで使いやすい)

任意整理直後のキャッシュレス決済のメイン候補がデビットカードです。

  • 銀行口座の残高の範囲内でのみ利用可能
  • クレジットカードのような与信審査がないため作りやすい
  • ネットショッピングやサブスクなどにも使用できる場合が多い

クレジットカードが作れない期間の「つなぎ」として、デビットカードを1枚持っておくと生活がスムーズになります。

プリペイドカード(チャージ式で管理しやすい)

チャージした金額の範囲内で使えるプリペイドカードも、任意整理後の選択肢として有力です。

  • 事前チャージ式のため、使いすぎを防ぎやすい
  • 国際ブランド付き(Visa・Mastercardなど)のプリペイドなら、ネット決済にも対応
  • 与信審査が不要なものが多い

家族カードを利用できるケース

自分名義でクレジットカードが作れなくても、配偶者や家族が本会員となり家族カードを持たせてもらうことで、一部の支払いをカバーできる場合があります。ただし、

  • 家族の信用情報に影響が出ないよう、しっかり話し合ってから利用すること
  • 任意整理した会社の家族カードはルールが厳しいケースもある

といった点に注意が必要です。

任意整理後でも比較的作りやすいクレジットカードの傾向

任意整理後しばらくしてからクレジットカードを検討する場合、

  • 流通系・信販系など、比較的審査基準が柔軟な会社
  • 年会費無料・少額枠で利用実績を積みやすいカード

から検討するのが現実的です。具体的なカード別の任意整理・再契約の影響は、クレジットカードの任意整理まとめで一覧にしています。

任意整理の影響を受けづらい金融商品の特徴

一般的に、

  • 「後払い」ではなく先払い・チャージ型の商品
  • 審査なし/簡易審査で作れる商品

は、任意整理の影響が比較的小さいと言えます。任意整理直後は、こうした商品から生活インフラを整えていくイメージです。


任意整理後に再契約できる可能性がある金融機関一覧

再契約しやすい傾向のある会社とは?

「再契約しやすい」「必ず通る」といったことは言えませんが、一般論として、

などは、「一定期間経過+完済+生活改善」が揃えば、少額枠から再契約の余地が出てくる場合もあります

再契約が難しい・審査が厳しい会社の具体例

一方で、銀行・大手カード会社は社内記録を重視する傾向が強く、任意整理後の再契約はより慎重に判断されます。例えば、

こうした大手カード会社は、任意整理をした本人への再発行はかなりハードルが高いと考えておいた方が無難です。

グループ・系列会社への影響にも注意

MUFG・三井住友・りそなグループなど、グループ内で情報を共有する可能性がある金融機関もあります。

同じグループ内の別カード会社でも、審査にマイナス影響が出る可能性は高いと考えておきましょう。

任意整理した会社での再契約は「ほぼ不可能」と考える

原則として、任意整理をしたカード会社・金融機関での再契約はかなり難しいと考えておいた方が安全です。これは、

  • 社内に「延滞・任意整理」の履歴が残り続ける
  • たとえ信用情報が回復しても、社内ブラックは別管理されている

といった理由があるためです。たとえば、


任意整理から再契約までの時期目安(年数のイメージ)

任意整理〜完済までの期間

多くの任意整理では、3〜5年程度の分割返済が組まれます。この間は、

  • 新たなクレジットカードやカードローンの審査には基本的に通りにくい
  • まずは延滞なく完済することが最優先

というフェーズになります。

完済後〜5年程度までのイメージ

完済後も、信用情報に「任意整理」の履歴が残っている間は、新規カードの審査は厳しい傾向があります。ただし、

  • 家計が黒字で、安定した収入がある
  • 携帯料金・公共料金などを一度も遅延していない

といった条件が揃えば、少額枠のカードから通過するケースも出てきます。

最短でカード復活した人がやっていた行動

任意整理後、比較的早い段階でクレジットカードを再取得できた人に共通するのが、

  • 完済まで延滞ゼロを徹底した
  • 家計簿アプリなどで支出管理を習慣化した
  • デビットカードやプリペイドで無理のないキャッシュレス生活を続けた

といった点です。逆に、完済後に携帯料金や家賃を遅延してしまうと、せっかくの信用回復のチャンスを逃してしまいます。


任意整理後に審査に通りやすいカードの条件とは?

社内ブラックの影響を受けない発行会社を選ぶ

任意整理をした会社や、そのグループ会社は再契約が非常に難しいため、

  • 任意整理とは無関係のカード会社
  • 別系列の信販会社・流通系カード

などから検討するのが現実的です。各社の任意整理・再契約への影響は、クレジットカードの任意整理一覧ページで個別に確認できます。

年会費無料・少額枠から始められるカード

最初から高額な限度額を狙うよりも、

  • 年会費無料
  • ショッピング枠は少額(10〜20万円程度)

といったカードで少しずつ実績を積む方が、審査通過の可能性は高くなります。

収入・勤務先・勤続年数が重要になる理由

任意整理直後〜完済後しばらくは、「過去」ではなく現在の支払い能力が重視されます。

  • 安定した給与収入があるか
  • 勤続年数が極端に短くないか
  • 扶養家族・家賃などの負担とのバランスは適切か

といった要素が、審査に大きく影響します。


任意整理後に避けるべきNG行動(審査落ちの原因)

短期間での申込み連打・多重申込み

クレジットカードの審査に一度落ちると、「別の会社なら通るかも」と短期間に何枚も申し込んでしまいがちですが、

  • 申込み情報そのものが信用情報に記録される
  • 短期多重申込みは「お金に困っている」と判断されがち

というデメリットがあります。任意整理後は、狙いを絞って慎重に申し込む方が安全です。

完済後の延滞・未払い

任意整理でせっかく借金を整理しても、

  • 携帯料金
  • 公共料金
  • 家賃・通販の後払い

などで延滞を繰り返してしまうと、信用回復が遠のいてしまいます。任意整理後は、少額の支払いほど絶対に遅れない意識を持つことが重要です。


任意整理後にカード審査を通るための準備

家計の黒字化と支出の見直し

クレジットカードを再び持つには、まずカードがなくても生活が回る家計を作っておくことが前提です。

  • 固定費(通信費・サブスク・保険など)の見直し
  • 家計簿アプリで支出の「見える化」
  • 毎月の黒字を貯蓄・予備費として積み立て

クレヒス再構築の鉄板パターン

クレジットヒストリー(クレヒス)を再構築するには、

  • 携帯料金・公共料金などを口座振替・カード払い(完済後)で遅延ゼロにする
  • デビットカードやプリペイドカードで、無理のない範囲でキャッシュレス決済を習慣化する

といった「小さな実績」を積んでいくのが王道です。

任意整理後のカード復活は専門家への相談で戦略を立てる

「いつ頃ならクレジットカードの審査に通る可能性があるのか」「自分の任意整理の内容だと、どの会社が現実的なのか」は、借入内容や和解条件によって大きく変わります。

任意整理に強い弁護士・司法書士ランキングでは、費用や実績、相談しやすさなどを比較しながら、あなたの状況に合った専門家を探すことができます。

「まだカードが作れる段階か分からない」という場合でも、無料・匿名相談で「今できること」「待つべき期間」の目安を教えてもらえるので、ひとりで悩む前に一度相談してみると安心です。


任意整理後のカードローンはいつから使える?

カードローンがクレジットカードよりも厳しい理由

カードローンは現金を直接貸し出す商品のため、クレジットカードのショッピング枠よりも審査が厳しい傾向があります。任意整理後は、

  • 借入総額・収入と返済負担のバランス
  • 過去の延滞・任意整理の履歴

が重く見られるため、カードローンの再契約・新規契約はかなりハードルが高いと考えた方がよいでしょう。

銀行カードローンの審査が特に厳しい背景

銀行カードローンは、

  • 総量規制の対象外であること
  • 反社チェック・本人確認などのルールが厳格であること

から、任意整理経験者には特に慎重な姿勢をとることが多いです。「生活費が足りないから、またカードローンで補う」のではなく、家計の立て直し+収入アップを優先することが大切です。


体験談|任意整理後にクレジットカードが復活するまで

体験談1:デビット→プリペイド→少額クレカで再スタート

任意整理直後はクレジットカードが使えず不便を感じていましたが、デビットカード国際ブランド付きプリペイドカードを併用することで、ネットショッピングやサブスクの支払いをカバー。完済から数年後、年会費無料・少額枠のクレジットカード審査に通過し、徐々にクレヒスを積み上げていったというケースがあります。

体験談2:完済3年後に再びカードが持てたケース

任意整理後、毎月の返済と家計管理を徹底し、完済後も携帯料金や公共料金の遅延ゼロを継続。完済から約3年経過したタイミングで、流通系カードに申し込んだところ、少額枠で審査に通ったという例もあります。

体験談3:任意整理した会社以外で再スタートできたケース

任意整理したカード会社での再契約は諦め、別系列のカード会社から再スタートしたという人もいます。まずはクレジット機能ではなくデビット・プリペイドで生活リズムを整えたうえで、数年後に少額枠のカード審査にチャレンジし、無理のない範囲で利用と返済を続けているというパターンです。

※体験談は、債務整理経験者へのヒアリング内容をもとにした編集上のイメージケースです。実際の審査結果や再契約の可否は、各社の審査基準・収入状況・信用情報などによって異なります。


よくある質問(FAQ)

Q. 任意整理するとクレジットカードはいつから作れるようになりますか?

A. 一般的には、任意整理の完済から数年程度は新規のクレジットカードが作りにくい状態が続きます。ただし、収入や家計の状態、過去の支払状況によっても異なるため、具体的な時期は個別に確認する必要があります。

Q. 任意整理した会社でのクレジットカード再契約は可能ですか?

A. 原則として、任意整理をした会社での再契約はかなりハードルが高いと考えた方がよいです。社内に延滞・任意整理の履歴が残り続けるため、信用情報が回復しても審査が通らないケースが多く見られます。

Q. 任意整理後でもデビットカードやプリペイドカードは使えますか?

A. デビットカードやプリペイドカードの多くは、クレジットカードのような与信審査がないため、任意整理後でも利用できることが一般的です。クレジットカードが使えない期間の決済手段として、有力な選択肢になります。

Q. 任意整理後に審査に通りやすいクレジットカードはありますか?

A. 任意整理直後はどのクレジットカードも審査が厳しいですが、時間の経過とともに、流通系・信販系の少額枠カードなどから再スタートできるケースもあります。各社の任意整理への影響は、クレジットカードの任意整理一覧で確認してみてください。

Q. 再契約の可能性や時期は、無料相談だけでも教えてもらえますか?

A. 多くの弁護士・司法書士事務所では、無料相談の段階で、任意整理後の再契約やカード復活の可能性についても目安を教えてくれます。「今できること」「待つべきタイミング」などを知るだけでも、今後の方針を立てやすくなります。


まとめ|任意整理後のカード復活は「時期」と「行動」で決まる

  • 任意整理後は一時的にクレジットカード・カードローンが使えない期間が続く。
  • デビットカードやプリペイドカードは、任意整理後でも決済手段として使いやすい
  • 任意整理した会社や、そのグループ内での再契約は非常にハードルが高い
  • 完済後の数年間で、延滞ゼロ・家計改善・安定収入を実現できるかが、再契約の可能性を左右する。
  • 「いつ・どこなら再契約の余地があるか」は、専門家に相談して具体的に診断してもらうのが確実。

「任意整理後、いつカードが持てる?」は専門家に一度相談を

任意整理後のクレジットカード・カードローンの再契約は、タイミングと準備次第で結果が大きく変わります。

任意整理に強い弁護士・司法書士ランキングでは、相談しやすさや費用、実績などを比較しながら、あなたの状況に合った事務所を選ぶことができます。

まだ本格的に動くか決めていない段階でも、無料・匿名相談で「再契約の可能性」や「今やるべきこと」を確認しておけば、むやみに不安を抱えずにすみます。

※本記事は一般的な情報をもとにした解説であり、すべてのケースで同じ結果を保証するものではありません。実際の審査基準・再契約の可否は、各金融機関の判断によって異なります。


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金山 慎一

債務整理や借金返済の悩みをわかりやすく伝えるサイトを運営しているカネヤマです。 私自身、かつて借金返済で苦しみ、法律事務所での勤務経験を通して「正しい知識があれば救われる人がいる」と実感しました。 このサイトでは、弁護士・司法書士への取材や実体験をもとに、借金問題を解決するためのリアルな情報をお届けしています。

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