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債務整理による転職や就職への影響【就けない仕事】

債務整理をすることによって転職や就職に何か影響があるのではとはと不安になる方は多いです。

債務整理はある意味では借金を踏み倒すということになるので、企業側に知られてしまった場合には好意的に受け取られることはないです。

そのため債務整理をしたことによって転職に制限が出てきてしまったり、就職で不利になり、働くことができないという状況にはならないのでしょうか?

債務整理をしても転職や就職で不利にはならない

債務整理転職就職

結論を言ってしまうと、債務整理をしたからといって転職や就職で不利になることはないです。

仮に債務整理したことを知られてしまったとしても、普通は債務整理したことを理由に就職を断られることもないです。

さらに債務整理したからといって、そのことを理由にして会社をクビになるということはないです。

債務整理するとクレジットカードが利用できなくなったり、ローンが組めなくなるなどのデメリットはありますが、就職や転職とは全く関係ないことです。

債務整理したことを会社に知られる可能性は低い

債務整理会社バレ

債務整理したことは簡単に企業に知られるようなことはなく、債務整理の対象にした企業なければ事前に債務整理したことを知られる可能性は小さいです。

また転職や就職の際の面接で債務整理したことをあらかじめ言わなければならないということもないので、普通は債務整理したとしても問題なく転職や就職が可能です。

まあ、実際に企業の面接で債務整理したかどうかを聞かれることもないので、わざわざ自分から債務整理したことを言わない限りは問題ないと思います。

さらに債務整理したからといって戸籍謄本や住民票、免許所やパスポートにそのことが記載されることもないので、本人確認書類を見せてもバレないです。

任意整理後の転職・再就職の注意点

任意整理転職就職

任意整理などの債務整理手続きをしたからといって、就職や転職で不利になる可能性は小さいですが、いくつかの注意点はあります。

それは「入社後にクレジットカードが必要な場合」や「銀行系や金融会社に転職・就職する場合」のような場合です。

入社後にクレジットカードが必要な場合

入社後にクレジットカードを作るように指示されるケースがあります。

それは経費精算などを効率化するためで、近年は社員証にクレジットカード機能を持たせるような会社も出てきています。

利用する側としては経費精算の手間を省くことができ、業務に集中することができるのでメリットが大きいです。

ただ債務整理してからまだ5年以上経過してないような状況だと、信用情報がブラックリストに登録されている状況なのでクレジットカードを作ることはできないです。

そのためクレジットカードを作る際に債務整理したことが会社に知られてしまう可能性があります。

ちなみに会社名義でクレジットカードを作る場合にはばれ

信用情報ブラックリスト
債務整理で信用情報がブラックになる影響とは

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銀行系や金融会社に転職・就職する場合

銀行や金融系会社に転職や就職する場合には、知らない間にグループ企業を任意整理対象にしていたりして、社内ブラックになっている可能性もあります。

また銀行や金融系の会社の場合はお金を扱う仕事ということもあり、お金の問題に関しては敏感で、場合によっては信用情報の提出を求められる可能性があります。

まあ、銀行などの金融会社が、借金返済できなくて債務整理手続きで借金整理したような状況を喜ぶわけはないということです。

普通の会社では転職や就職で債務整理したことが不利になることはないですが、業種的に銀行など金融業者の場合は、お金の問題があったような方は転職や就職で不利になる可能性はあります。

個人再生・自己破産後の転職・再就職の注意点

個人再生就職転職

個人再生や自己破産の場合は任意整理での注意点にプラスしてさらに2つの注意点があります。

過去に個人再生や自己破産による借金整理をした経験がある場合には下記のようなことに注意しましょう。

官報に名前が載る

個人再生や自己破産は裁判所で行う債務整理方法で、手続きすると官報に名前が載るというデメリットがあります。

官報は国が発行している機関紙のことです。

そのため官報をチェックしているような企業には個人再生や自己破産したことがバレてしまう可能性があります。

とはいっても官報をチェックしている企業は少なく、チェックしているのは闇金業者や信用情報機関、市区町村の税務担当者などです。

そのため一般企業でチェックするようなものではないので、官報から債務整理がバレる可能性は小さいです。

自己破産の場合は職業制限がある

自己破産の場合は裁判所で免責が認めらえるまで職業制限を受けることになるので、その職業制限に該当するような仕事をしている場合には影響を受けることになります。

職業制限があるのは士業などの一部の職業ですが、そのことによって仕事に支障が出るようになれば転職や就職が難しくなる可能性があります。

ただ職業制限は自己破産手続きで免責が認められるまでの一定期間だけなので、免責が認められたら職業制限の問題は解決します。

自己破産手続きで職業制限を受けるのは手続き期間中の数か月くらいなので、その期間に職業制限に該当する仕事に転職や就職しなければ問題ないです。

債務整理中の転職・就職は可能なの?

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債務整理中に転職や就職することについては問題ないです。

何となく債務整理手続き中は大人しくしていた方がいいと思う方も多いと思いますが、別にギャンブルなど借金するような行動ではないので、普通に転職活動や就職活動をしても問題ないです。

ただ上記でも説明していますが、自己破産の場合には職業制限があるので、職業制限に該当するような職種で就職を検討している場合には、自己破産で免責が得られるまでは就職や転職は控えたほうがいいです。

個人再生や任意整理を利用した場合は、債務整理中でも問題なく転職や就職活動を行えます。

むしろ個人再生や任意整理の場合には、債務整理後も借金返済するために安定した収入が必要なので、仕事探しは積極的に行ったほうがいいです。

債務整理したことが会社にバレた場合

債務整理会社にバレた場合

債務整理したことが会社にバレる可能性は低いですが、それでも、もし会社に債務整理したことがバレてしまった場合はどうなるのでしょうか?

債務整理したことが会社にバレた場合の影響について解説しています。

解雇されることはない

債務整理したことが知られて解雇されるのではないかと不安に感じる方もいると思いますが、結論を言ってしまうと、債務整理したからといって解雇されることはないです。

そもそも債務整理をしたからといって、会社に明確な不利益が生じるということはないので、債務整理したことで解雇するようだと不当解雇になる可能性があります。

ただ債務整理したことで、会社から借りているお金も一緒に債務整理されてしまうと、会社に不利益を与えることになるので、何らかの処分がある可能性があります。

しかし通常は債務整理によって会社に不利益が生じることはないので問題ないです。

金融系の場合は昇進に影響がでる可能性がある

債務整理をしたからといって解雇されることはないですが、全く不利益がないというわけではないです。

特に金融系会社に就職していたり、転職を考えているような場合だと、債務整理したことが知られることによって、対外的な信頼感が損なわれる可能性があるので、配置転換などが行われる可能性があります。

銀行や金融系の会社はお金を取り扱うことから信用が重要なので、債務整理したことが知られると、昇進にも影響する可能性があります。

とはいっても債務整理したことがバレる可能性は高くないので、そこまで心配する必要はないと思います。

転職後の借金返済に関する注意点

転職後借金返済

転職後に借金返済で意外と失敗しがちなことがあります。

転職すると職場環境はもちろんですが、給料の支払いシステムなども以前とは違ってくることは普通にあり、そのことを把握してないと返済を滞納する可能性があります。

給料日が変わることで返済に支障がでる

転職すると会社の給料振り込みが変わることは珍しくないです。

しかし振り込み時期がずれることによって、これまでは支払い期日までに用意できていたお金が用意できなくなる可能性があります。

そのため転職前にはあらかじめ給料の支払い日などをチェックして、返済に支障が出るかどうかを見極めておくことが重要です。

もし返済に支障が出そうだったら、早めに債務整理を依頼した弁護士や司法書士に相談するといいと思います。

転職による給料の減額

転職して給料が上がれば問題はないですが、逆に給料が下がるようだと返済負担が大きくなってしまって、最悪の場合には返済を滞納してしまう可能性があります。

債務整理後に返済を滞納してしまうと、債務整理でせっかく合意した返済条件が無効になってしまって、一括返済を求められてしまう可能性があります。

そのため転職によって借金返済が厳しい状況になってしまった場合には、返済を滞納する前に、債務整理を依頼した弁護士や司法書士に相談して、再和解してもらうか別の債務整理方法を利用するなど対策を考える必要があります。

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まとめ

債務整理転職就職まとめ

債務整理によって転職や就職が不利になるということはなく、公務員にも普通になれることができます。

ただ銀行や信販会社などの金融関係の会社の場合は、お金に関する信用が重要になってくるので、債務整理したことがバレてしまうと、配置転換など昇進に不利に働く可能性があります。

また自己破産の場合は免責が得られるまでは職業制限によって、一部の仕事ができない状況になるので、転職や就職する場合にはそのあたりも考慮する必要があります。

債務整理に関しては、手続きに慣れている弁護士や司法書士に依頼すれば、会社だけでなく家族にも秘密で借金整理することも可能です。

下記では都道府県別に債務整理に強い弁護士や司法書士をまとめているのでよかったら参考にしてください。

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