借金をできるだけ早く返済するにはどうすればいいのかというコツをわかりやすくまとめています。
借金返済はコツを抑えれば効率的にかつ、早く完済することも可能です。逆を言えば、借金返済のコツを知らないと非効率な借金をしてしまい完済までの道のりが遠回りになってしまう可能性があります。
私なりの借金返済計画の立て方や返済の極意を載せているので、借金返済の方法について悩んでいるなら参考にしてください。
借金返済計画を立てる4つのコツとは?
借金返済する際には返済計画を立てるのがポイントで、その際には4つのコツがあると私は思っています。このコツを抑えて返済計画を立てることによって完済までの道筋が見えてくるのではないかと思います。
そこまで難しいことではないですが、借金返済をしている方の中には下記のようなコツを無視して返済している方もいます。
借金返済を効率的に行うためには下記のようなコツは押さえておくようにしましょう。
自分の収入や資産状況を把握する
自分の収入や資産をしっかりと把握することは基本中の基本だと思います。自分の収入や資産を把握することで、借金返済可能額などの自分の返済余力を知ることができます。
自分の返済余力がある程度把握することができれば、どの程度の借金になってしまうと完済することが難しくなるのかということを把握することができるので、無茶な借金を抑制するきっかけにもなります。
収入や資産状況が曖昧だと、借金返済をしていていつの間にか月末にお金がなくなってしまい、また借金を重ねるという事態にもなったりします。
自分の収入や資産状況を知ることで借金返済の計画を立てることにつながります。
借金額や返済日・利率など借金情報をまとめる
借金返済計画を立てる上では、具体的な借金額や返済日、借金の利率などをまとめた借金の情報も必要になってきます。
借金額が曖昧だとそもそもいつ完済できるのかという見込みを立てることができます。また返済日はまとめておかないと、返済期日にお金がなくて滞納してしまうということにもつながります。
さらに借金の利率が分からないと、どの借金を優先的に返済していけばいいのかという順番決めなどに困ることになります。
借金返済計画では収入や資産状況だけでなく、借金の詳しい情報もあってようやく立てられるものです。
借金の借り換えや一本化を検討する
借金返済計画はできるだけシンプルな方がいいですが、計画を立てている中で、借金の利率が他よりも高い借金も出てくると思います。
その際には借り換えなどを行って利率の低いところに借入先を変えていくということも検討していくといいです。
そして可能なら借入先を一本化していくといいと思います。複数の借入先があると返済手続きだけでも面倒ですし、一本化することで利息を少なくできる可能性もあります。
借金の借り換えには審査もありますが、支払い負担を軽減して管理をシンプルにするためにも十分に検討する余地はあると思います。
完済の見込みがないなら早めに債務整理を検討
借金返済計画を立てている中で自分の収入や資産、借金などを知っていくと、自分の借金状況では完済するまでに何十年もかかってしまったり、完済までの道筋が見えないということもあります。
そういった場合には早めに債務整理手続きをして借金を整理してしまった方がいいと思います。
借金返済の見込みがなかったり、完済までに十年以上も必要な状況だと、借金返済に膨大な時間を取られてしまって将来の人生設計を立てることができないです。
借金を自力で返済したいという方もいると思いますが、返済までに期間や完済までの見込みによっては、見切りをつけて債務整理手続きをして借金を整理することを考える事も重要です。
借金返済計画での順番決めの極意とは?
借金返済計画では借金を返済する上での順番決めも重要になってきます。
優先的に返済する借金を決めることで、その後の返済負担が軽くなることもあるので、やみくもに返済するよりは優先度などの順番を決めて返済していくことが重要になってきます。
金利が高い借金を優先的に返済する
借金返済計画での返済の優先度決めでは、金利の高い借金から優先的に返済していくというのは王道です。
借金の金利が高いものから優先的に返済していけば、その分だけ利息を抑えることができるので合計の返済額の軽減につながります。
借金返済に余力があるようなら、金利の高い借金から優先的に返済していって、返済の負担軽減につなげるようにしましょう。
金利が同じなら借入額が小さいものから返済する
金利が同じで優劣がつけられないという場合なら、借入額が小さいものを優先して返済してくといいと思います。
借入件数を減らしていくと借金の一本化などをする際に金利の安いところに借り換え審査が通りやすくなる可能性もあります。
また任意整理などの債務整理方法だと、借入件数によって手続き金額が違ってくるので、借入件数が少なければ安く任意整理手続きをすることができます。
さらに借金を管理する手間を考えると、完済できる借金は早めに完済してしまった方がいいです。
税金は絶対に滞納しないのが返済のポイント
借金返済では一応優先順位をわかりやすくまとめましたが、こういった優先順位とは別に絶対に滞納したくないのが税金関係の借金になります。
税金を甘く見ている方は結構多いですが、税金は滞納すると裁判所の決定なしで強制執行による差し押さえが可能だったり、結構取立てがシビアです。
また仮に借金が返済できなくなってしまって、自己破産などの債務整理手続きで借金を整理しようとした場合でも、普通の借金は自己破産することで借金返済の義務がなくなりますが、税金は自己破産しても支払い義務が残ります。
つまり税金は債務整理手続きをしたとしても減額したり免除することはできないということです。
税金に関しては債務整理でも解決することができないので、滞納すると将来厄介なことになる可能性があるため、税金だけは必ず滞納しないように気をつけましょう。
返済に困ったら弁護士・司法書士へ相談しよう!
借金返済計画を立てている中でわからないことがあったり、完済することができるのか不安な場合には、弁護士や司法書士の無料相談を利用するというのも一つの方法だと思います。
借金が返済計画通りに進んでいれば問題ないですが、返済を続けている中で、給料が下がってしまったり、会社が倒産してしまったり、病気やケガで働くことができなくなってしまったということもあります。
このように借金返済計画を立てたとしても、借金返済に不安を感じているなら、専門家である弁護士や司法書士に一度話を聞いてみるといいと思います。
当サイトでは債務整理や借金問題に関する無料相談を行っている弁護士事務所や司法書士事務所をまとめています。
メールや電話で無料相談することができる法律事務所を載せているので参考にしてください。